奈良の畑も今年度はおしまい。
日舞もきのう稽古納めをして
年内はむすびのことがあと少しなのと
友人たちとのお出かけの日程が楽しみなぐらいである。
悪いニュースが多すぎて
いいことが見えなくなりそうだ。
年末に職や住む場所をなくした人が
頼る場所がありますように。
助け合うことでしか 生き抜けないことを
噛みしめるいいチャンスでもあるのだろうけど
価値観がお金に左右される社会は非情だ。
考えてみれば なにがしあわせなんだろう。
お風呂にはいったときや
贅沢でなくてもおいしいものを食べたり
自然の移ろいを感じたり
横に誰かがいるとき
しあわせって 思うけど。
西成で 人の体臭をかんじることが多々ある。
小便や垢のにおい
人間は有機なんだって はっとする。
自分はただ存在しているものをも 否定してるんだなーと。
まだまだ変わる余地のある自分の価値観に
希望を感じている。
こんなに寒いのに
春に咲く雪柳の枝に 生命を秘めた蕾がいっぱいついていて
とりあえず生きてる間は 生きていこう と思った。