国立文楽劇場で日舞の会。
師匠の師匠の十三回忌追悼とかで。
6時に起きて7時に家を出て 美容院に行って頭をセットして
楽屋入りして 化粧して 着物を着せてもらって
それから舞台に出る。
化粧や着付けなど たまにはそれぞれのプロにお世話になると
それぞれの心意気に身がぴしっとなったりする。
なのになのに ぼんたまはどうでもいいようなプレッシャーだとか
どうでもいいことに気をとらわれたりして
舞台に走り出た瞬間 踊りを一瞬忘れてしまい
その後扇子を落とすことへの異常な恐怖心で
踊りに集中しきれずに がっくりした。
稽古不足を幕は待たない 恋はいつでも初舞台
梅沢富美男の「夢芝居」が頭をぐるぐる回って ああ自己嫌悪。
邪念の払い方を身につけないといけないことを
強く実感した。
楽屋でぶうたれるぼんたま。(撮影:KRR)