わが家にはかなり小さいけれど庭があるので
蚊のいない季節は 土に触れる。
ガーデニングなんかもやったことはあるけど
どうもダイナミックな視点でのデザインは苦手で
思いつき ばらばらで まとまりのない ぼんたまの庭。
ブロッコリーとスナックエンドウを植えようとおもって
土を掘っていたら ネコのうんちと(すごろくのものではない)
瑠璃色のタマムシの死がいや
カナブンの幼虫がでてきたりして
変なテレビを見るよりはよっぽどおもしろい。
以前は花なんて 食べられない非実用的なもの と思っていたけど
見ていると心癒されたり 蝶やハチが遊びに来たり
いいもんだなと思うようになった。
以前は「女」という概念も非実用的だと思って避けていたけれど
それはそれで演じることで生活をおもしろくしたり
社会や生活の中で腑に落ちる部分を見つけたり
逃げ場になったり
まあ いいんじゃないかなと思うようになった。
人から強要さえされなければ。