またひとつ歳をとった。
最近はいい出会いが多くて
何はなくとも すばらしい家族と すばらしい猫と
すばらしい友人知人がいるから
心豊かに暮らしている。
だけど あいかわらず出不精である。
行きたかった猫写真展も見逃し(涙)
お日様が出ているのに 日向ぼっこもできず
スリッパは破れたままだし。
今日はきららちゃんと踊りの練習をした。
お年寄りの施設で 喜んでもらえるような演歌の振付。
人生経験が不足して
演歌の心は なかなかかみ砕けず
作業は困難を極めた。
その後先生に習うお稽古へ。
集中力がいい状態にないので「…あれ?どうだったっけ」という
ぽかんとした間が生まれてしまう。
西成の「ひばりちゃん」がいつか言っていた。
「ぎりぎりまで緊張感を高めておいて そして抜かないとだめ」
細部にまで神経を張り詰めて 緻密に 繊細に
だけど その状態から力を抜いて というより
力が入っているのを見せないように やわらかく美しく見せるのは
至難の業。
これはおどりだけじゃなくて 人生においても。
最初からゆるんでいるのとは わけがちがうのだ。