お盆は3日間 西成の夏祭りで出店。
おむすびをつくってはパック詰めして 夕方の公園に持って行って
売る の3日間。
単純作業だが チームワークが要求される。
バラバラで 瞬間瞬間で作業が変わったり乱れるのはしんどいが
息があって みんなが黙って黙々やっている時間の気持ちいいこと。
適度な自由と適度な束縛は 人生においてもバランスがむずかしい。
3日間 神経と体力をすり減らしたので
1日休んで 島根の実家に帰った。
家族と広島で落ち合って 20年近くぶりの原爆資料館に寄る。
子供のころ衝撃を受けた被爆した馬のはく製とか 曲がった爪だとか
インパクトが強すぎる資料がなくなっているようだと姉と話す。
被害の悲惨さもさながら 人間が人間に行う殺りく行為の恐ろしさに
心の奥が凍りつく。
広島で一人暮らしをする92歳の祖母。
彼女のお手玉の腕に みんなで拍手喝采。
「ここはお国の何百里~」お手玉歌を 小学生の甥っこたちが
すぐに口ずさむ。お年寄りが真ん中にいることの大事さ。
父の友人の遊び場で野菜を採ったり ヤギと山道を歩く。
夕方からの散歩 浜辺に行って潮風を吸う。
海の香り 海の光 空の変化 風の音 星と月
すっかり日常の疲れが飛び 心が清々しくなる。
短い滞在でも 確実に心身を癒された 夏の帰省だった。
振り返る間もなく 雑務 明日はライブ やばい。
ヤギの「おみっちゃん」と「あっちゃん」
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