梵玉日記



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猫の看病

猫のすごろくが病気になって
吐くばかりで 何も食べない。

病院でレントゲンをとっても原因がわからず
今週は毎日のように病院に電話したり 連れていったりの毎日だ。
食べないので点滴もいるし。

若干7か月の幼い猫が しゅーんと動かずにじっとしているのを見るのは
とってもつらい。
明日のバリウム検査で原因がわかるだろう。
早くよくなってほしいな。


世の中は円高で 安い 安い といってスーパーで外国産の商品に
喜んでとびついている消費者の姿ばかり映し出されて
もっと日本の生産者のことも考えてほしい と思う。

「安い 安い」と踊らされた結果 食中毒やら 不景気やら
さんざんなメに合っても 学ばない人たち。
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by bontama | 2008-10-30 13:05 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

町内文化祭

今年も町内文化祭に日舞で出演する。

年に1度 町民を実感する日。

師匠が着付けのお手伝いと激励に来てくださって
二人三脚の晴れ舞台。

今週はなんだか忙しくてバタバタバタバタで
着物や化粧の準備もギリギリで
踊りどころじゃなかった。

それでも ライトを浴びるのは悪い気持ちではなく
しばし空間を独り占めする。
91歳のおばあちゃんの踊りも おじいちゃんたちの社交ダンスも
おばちゃんたちのハモニカも どれもこれもほっこりと気合いが入っていて
がんばれ~ という雰囲気で会場は盛り上がった。

ぼんたまも舞台を終えた満足感と解放感で
控えの間で師匠とぽつりぽつり
いろんな話をした。
ちょうど雨もぽつりぽつり降っていて
先が見えそうで見えない昼下がり。

自分の人生から逃げないことを
しづかに覚悟しつつある そんな頃。
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by bontama | 2008-10-26 23:05 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

堂々めぐり

世知辛い話ばかり聞く最近だ。

ズルしようと 真面目だろうと 気が重かろうと
なんせ全うするまでは生きていくしかない 人生。

今日もむすびにいると いろいろな人が来て
時間が許すかぎり たわいもない話をして 帰って行った。

無駄なことがもっと必要なんじゃないか?

空想の話も 紙を細く切ってみることも まぶたの痙攣を楽しんでみることも
思い切って無駄なことをしてみたら
世の中は案外うまく回るんじゃないかと。

むすびに集って 呑気で明るく争いが嫌いな人たちを見ていたら
そう思った。

成果を出そうとしたとたん なんとなく違ってくる。
そんな経験の連続を考えたら そんな気がした。

目の前のものをつかむ。 それでいいのに
人の向こうにあるものまで手を伸ばすから
足りなくなる。 足りなくなって やさしさを差し出すしかない社会を考えると
悲しいこと。

思考回路の修正が必要みたい。
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by bontama | 2008-10-21 22:10 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

箕面ウォーキング

秋晴れが続く。今日は釜ヶ崎の関係のフィールドワークで箕面へ。

まちづくりで名をあげている小さな集落。
緑の草の広場 朝市 お洒落なカフェ 人がつどう場所
住人の「つぶやき」を拾っていったという。

システムにあてはめる暮らしではなく
暮らしがシステムをあてはめるコミュニティーは
楽しそうだ。老いも若きもつどう。

誰かの発した小さな声をキャッチして
普遍化することが上手な人がいるのだと思った。
涼しいけど熱い感覚。

せっかくなので 参加者で箕面の滝まで歩く。
片道2.6キロほど。けっこう長い。けっこうしんどい。
体の重さに手こずりながらも だんだんひんやりした空気を感じると
鋭気が養われる。
滝から這い上がってくる冷たい風を感じたとたん
疲れはどこかに行っていた。

帰り道 みんなバスでうとうとしていた。
76歳のおじいさんに頑固に席を譲られて
申し訳なく ありがたく 変な居心地で目を閉じた。
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by bontama | 2008-10-19 21:54 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

秋晴れのねこ

ポカポカとあたたかい午後には
猫が道路でのんびりしている。

黒い猫は目がつぶれている
茶で毛の長いやつはゴミ捨て場で寝ている
わが家のすごろくはこたつがお気に入りだ。

今日は町内文化祭のリハーサルに行った。
文化協会のおばちゃんと待ち時間にしゃべる。
新興住宅地のサガか 自分の住んでいる地域のことに疎い。

1曲だけ踊ってみて リハーサル終了。
人のいないホールはなんだか間が抜けて
なんだかおかしくなって 抜けた踊り。
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by bontama | 2008-10-15 21:50 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

天使が現れた

きのう畑の鍵を作業中に失くしたので 再び畑で捜索する。

休日の畑はカエルやバッタが跳ねて
草がただ揺れている 静寂の世界。

ぼんたまはひとり 肩を落として草むらや 掘り返した土をほじくったり
溜息をついたりしていた。

ひとしきり探して 暑い日差しでよろめいて 捜索終了…
あぁぁ なかった。 仕方なく管理人さんにとりあえずの報告とお詫びの置手紙を
書いていたら。

自転車に乗って おじいちゃん登場。以前にも会った チーズのおじいちゃんだ。
鍵を失くしたことを告げると 「そりゃあ 大変だ」と
門を開けてくれた。 「もう一回探しな」

おじいちゃんは研究棟に入っていき ぼんたまはトボトボと畑に戻った。
おじいちゃんが農具庫を開けてくれたので 鍬をもって 今度は土も掘ってみる。
ない ない~ やっぱりどこにもない。絶望的な気持ちになっていたら。

またまたおじいちゃん長靴を履いて登場。手には鍬。
畑を掘り返すのを手伝ってくれる気らしい。
こんなお年寄りに重労働までさせて… ぼんたまは不甲斐ない自分に泣きかけた。
「イモのツルの中も探したの?広げた方がいいよ。」おじいちゃんのアドバイス。

山と積まれていて 手が出なかったイモのツルを1本ずつ調べていった。
「チャリーン!」
元気な音がして 鍵の感触が地面にした。
鍵は見つかった。おじいちゃんは鍬を数回ふるったところだった。

絶望に陥ったとき いつもではないけれど 現れる人。
人生に何度か 泣きそうなほど切羽詰まったとき
ふらりと登場した人が 危機を救ってくれたことがある。
とっても不思議だ。

おじいちゃんは「チーズ見るかい?」と研究室を見せてくれ
前と全く同じ説明をひとしきりして
うれしくて浮足立っているぼんたまに
「そんなときほど事故に気をつけないと」
と送り出してくれた。

おそらく諦めないでチーズの研究を続けてきたおじいちゃん。
もらってきた戸棚や 講演料の代わりに寄付してもらった台が
きれいに滅菌されて 整然と置かれている。
黒板には不可解な計算式や記号。
諦めなかったおじいちゃんが 諦めずに鍵を探すことを促してくれて
ほんとうによかった。ありがとう!
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by bontama | 2008-10-13 17:39 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

イモ収穫

奈良の畑の日。
今日はサツマイモの収穫で 気分が高揚する。

しかも今年は電柵のおかげで イノシシ被害なし
大きなイモがごろんごろんと 
土の中から登場するさまはなんともドラマチック。

必死でスコップをふるって 土を掘り返した。
こどもたちがイモを奪い合う。

顔をあげてみれば あたりには可憐な秋の野花でいっぱい。
秋の重厚な 実りの風景に
思わずすーっと 息がもれていった。

あまりの気持ちよさに 畑の扉の鍵を落としていたことに気がつかず…
あれだけ土をひっくり返して 埋まってしまっていたら
見つけようがない。

せっかく心が安らいでいたのに
心配な気持ちでいっぱいになってしまって ガックリ。
明日探しに行こう。
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by bontama | 2008-10-12 19:47 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

枝豆収穫

あさやんの田舎の枝豆の収穫の季節が来た。

収穫の作業は きつくても それなりに喜びがあり
1年の作業の中でも 楽しいものだ。

畑の畔に腰をおろして 1日中大豆の木を切っては
葉を落として 商品にする。
腰も 肩も 手も きしんで
どこまでも続く畑の列に 無力さを感じながら

それでも食べ物ができたことに祝福を感じずにはいれず
空をときどき眺めながら ぽきぽき葉っぱを折っていた。

日がな一日 おいしい空気を吸って
風や雲を観察して
ありがたかった一日。

キンモクセイが香る。
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by bontama | 2008-10-09 21:10 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

うごけ

むすびで遅くまでしゃべっていると
ふらりと見知らぬおじさんが入ってきた。

「なんかいいことないか?」
酔っ払ってはいるものの 目はまだしっかりしている。
聞けば64才 「金の卵」だった男性は 大阪に出てきて50年。
中学卒業と同時に働きはじめた。

「今日も どやされて アゴで使われて 
 言い返したら 『帰れ』って。帰ったら賃金ももらえんし」

日雇い労働のつらさは 肉体だけではなく
若いやつにエラそうにされても じっと耐えるしかないこともあるんだ。
年齢のわりには身体がカッチリ 頑丈そうな
そのおじさんの残した

「動かなあかん。 人間 動いとかな。」

ということばが 夜の空にぽっかりと浮かんで
しばらく消えなかった。
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by bontama | 2008-10-07 23:58 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

萩の寺

友人たちと会うことにした。
お花が見たい というあたりでうなずきあって

阪急曽根駅からすぐの東光寺に
萩の花を見に行くことにした。

小雨 そして萩の花は散り始めで 人気のない境内。
花は終わりかけだったが その侘しさが雨の中ちょうどいい感じだった。

それぞれの人生が交錯したり また離れたりして
それでも一緒に花をながめるというのは
なかなか宇宙的だと思いながら

散る花びらが傘や背中や髪に貼り付いて
来てよかった と思った。
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by bontama | 2008-10-05 22:50 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)


生き方と自然のつながりを考えるぼんたまの日記
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