梵玉日記



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畑のお手入れ

釜ヶ崎のおじさんたちが手入れしている畑の作業日。

暑さを考えて8時過ぎには作業を開始したものの
曇っていた天気が一転。 ピッカリ晴れ間がのぞいた。

あちこちから フゥー とか アチー とか溜息が聞こえてきて
ぽたぽた汗が 大地にしみこむ。
歌や物語だったら この汗が落ちたところに花が咲いたり
妖精が生まれたりするのかもしれないけど

汗はただ容赦なく吸われた。

今日の畑作業には寡黙なおじさんが3人。距離をおいて それぞれに黙々。
中には畑よりも 畑周辺の整備に熱心で
鬼のように小さな草も抜いて 地面を裸にしている人もいて
それぞれ が楽しい。

時間がきて 顔をあげると 畝が3本。
ちゃんとできあがっていた。
ここに冬の野菜が植えられていくのだと。

先日のライブや日舞で使った足腰が
こんどは鍬をふるう身体を支えて
もっと体力 当面のテーマになりそうな「体力」を訴える。
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by bontama | 2008-08-31 16:45 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

接点には収穫物が

ココルームで 「高齢者とアート」についてしゃべった。
社会とアートとの接点を考えるグループの人たちが
いろんなテーマで勉強会をしているのだ。

たしかにアートは人の目に触れてやっとアートになる。
それが人の心を癒したり 元気づけたりするのならば
社会の中で 病院とか税務署とかと同じぐらい
意味があるのではないかとも思う。

逆にアートがない暮しってどんなだろう?

接点 を考える人たちがでてきて
世の中すべてのことが
自分に無関係ではないことを
もっと証明したらいいな。

自分が関わっていることの内容を誰かと共有して
喜んだり 困ったりすることで
どんなにか心が軽くなったように感じた。

夕方から日舞。
来年の会に向けて 用意周到の稽古に励む。
師匠と1対1。 自分の不細工な動きから逃げることもできず
受け入れて 直して を繰り返す。

日舞の稽古はアートではなく 心と体の鍛練 と思う。
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by bontama | 2008-08-30 22:45 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

久々にライブ

宮沢和史率いるGANGA ZUMBAのライブにいく。

音楽はちょっと沖縄も入った南米系で
ノリがとにかくいい。 楽しい。 

バンドには国境を越えた感じでさまざまなメンバーが。
なんだか土の香りがする アースチックな雰囲気。
あれだけ動いても 声がしっかりしていてブレないのは
目に見えないところで 努力した結果なのだろう。

音楽と踊りは 頭を朦朧(もうろう)とさせて
何かが体から流れて出ていく。
シャーマンのように 毒を引き出して 癒して きっちりエネルギーを伝えて
ステージを終えるのがプロなんだなぁ。

最後は南米移民の切なくてたくましくて おおらかな心の歌。
疲れて気の抜けた身体に 染みいるように入ってきた。

このバンドには大きくて深いテーマがあるのが
最大の強みだと思った。 
好き とか きらい うじゃうじゃ… というのではなくて
人生の歌をうたえるミュージシャンはいい。
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by bontama | 2008-08-29 23:11 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

さよなら

去年の冬に出会ったオランダ人夫婦が帰国する時期が来た。
外国の人と別れる時って
もう会えないかも なんて 切なさが増す。

日本人でも 会わない人には会わないもんだけど。

一緒に探し出した部屋も また家具が全部運び出されて
はじめて入ってきたときと同じにおいがしていた。

ダイニングセット ソファ オフィスデスクとチェア ライト などなど…
家具一式もリサイクルショップに売り渡せば1万円にしかならなかった。
時間をかけて 本当にほしい人を探せばよかったなあ。

時間がないと すぐお金にやられてしまう。

アパート側の査定 レンタル機器の返却 代わる代わる誰かがきて
よってたかって 部屋は生活味を失ってしまった。

それじゃあ と 自分も去る。
自分が去った後のヘンクさんの脱力感を思いながら。
空っぽの部屋にひとり というシチュエーションは人生にそうないかもしれず
きっと彼は何もない床に座って
日本での思い出の数々をたどったのち
明日からのことを考えるだろう。

そう思うとさみしい気持ちは消えて 自分も自分のこれからを考えようという気になった。
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by bontama | 2008-08-28 18:34 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

神々のすむところ

むすびのおじさんたちと 紙芝居の題材になる謎の生物を探す旅に出た。

よっし と車を出してくれる人もいて
兵庫と岡山の県境まで遠出する。

山や川を注意深く見ながら
気持ちを高める。
空気がおいしい。 体のすみずみまで深呼吸して
常識を考える頭をリセットする。

伝説の生き物は 人間の想像が生み出しだものかもしれないけど
実際にいないものが 非現実というのとは違う。

思えば人の気持ちだって 見えないけれど
最も現実だったりするし。

世の中には説明できないものがある っていうことを忘れたら
あとは何を信じて生きていくんだろね って思いながら

連なる山々の前で目を閉じて
エネルギーを吸ってみた。
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by bontama | 2008-08-26 22:54 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

畑の日

奈良の畑の日。
夏に月1回程度の畑作業となると
もう 草でエラいことになっている。

キュウリもトマトも熟れすぎているし
もったいないったら。

草と格闘することしばらく
数年前 虫がこわい とか 暑いいやだ なんていっていた女の子も
もう中学生 ときどき キャァ とか言っていたが
がんばって草を抜いている。

野菜とともに 畑では人も育つ。

稲が実って ぷうんと米の糠くさいようなにおいが漂って
こういうにおいは一生嗅覚に残るにおい。
ファブリーズでは消えない 生きたにおいなのだ。

今日は暑いのに野菜のバーベキュー。
炭をおこして 野菜を焼いて 夏の収穫を祝う。

そっとトマトに忍び寄る1歳児の姿が妙に動物的。
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by bontama | 2008-08-17 17:55 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

テンション続けて

釜ヶ崎の夏まつりの余韻も冷めないまま
オランダ人のお友達の引っ越し手伝いで豊中にいく。

今日は家賃 査定などの相談で団地所有会社の事務所へ。
夏休みの事務所 社員さんがぽつぽつと。
ものわかりのいいおっちゃんが受付に出てきたので
あっけなく すんなりと 問題解決。
信じる という一言で済んだ 心配事。

夜 あさやんがらみの飲み会へ。
数年間ご無沙汰だった人々などに会い
みなさんの変化や不変化を楽しむ。

大勢の飲み会って 騒音の中 人としゃべっていると
のどがつぶれそうになる。
毎晩ワイワイ飲んでる人って すごいよなぁ と 感心する。
日常では家で猫をながめながら 甘いものでもつまんでいるのが好き。

お盆のせいか 駅のホームにものんびり やさしい空気が流れている。
休め もっと休め 人たち。
気がつけば 夜風はすっかり秋の風情。
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by bontama | 2008-08-16 23:02 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

お盆の恒例行事

毎年お盆の3日間は むすびで釜ヶ崎の夏まつりに屋台をだす。

今年もおむすび屋台 朝からご飯を炊いて 夕方ごろから公園に繰り出して
労働者のひとたちに売った。

食べ物をつくって 売る というのは 考える余地がないぐらい
純粋な仕事だと思う。 
とくに今回のような場合 あまり儲けを考えていないからよけいに。

米や材料も お手伝いのボランティアさんたちも善意で
善意がおむすびにこめられて 釜ヶ崎のおっちゃんたちの胃を満たすのが
なんだかうれしくて
どれだけしんどくても おなかにあせもができても 忘れてしまう。

汗だくで肉体をつかって労働するという大変さと気持ちよさを
なかなか教えてもらえない世の中で
いつもながら貴重な体験だと思う。

善意と肉体労働ですっかり心が浄化されて 3日間が終わった。

土埃で真っ黒になったみんなの足を見ながら
生きること 働くこと 人との関係 など
自分の価値観を問い直したくなった。
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by bontama | 2008-08-15 23:55 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(2)

すごろくの悲劇

ネコのすごろくはすくすくと育ち盛りをむかえている。
いろんなものに興味をしめしては体当たりのチャレンジをする
えらいネコなのだ。

昨日も風呂を探索中 ぼちゃん と音がするので振り返ると
すごろくが湯船に沈んでいっていた。 しかも特に抵抗する様子もなく。
もともとあまり水に対する恐怖がないようなので
引き揚げた後も 落ち着いて体をなめていた。

今日は今日で あさやんが2階の窓を閉める時すっと外に出てしまっていて
1時間近くもひとりで屋根の上にいたのだ。
急な斜面で落ちたらネコでもやばいような 暗闇の中
何を考えていたのか。
ようやく救出されたのちも オーン オーン と憤っていたすごろく。

成長期には いろいろ痛々しいことがあるもんだと
痛みが減った最近の自分に喝を入れつつも
若きすごろくの成長をたのもしく思う。

濡れネズミではなく 濡れネコ。
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by bontama | 2008-08-12 22:33 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

家族 風景

1週間ほど 田舎に帰ったり 逆に母が家に来たりと
家族サービス的な日々が続いた。

家族といえる人たちは肉親かもしれないし 仲間や友人でもあるかもしれないけど
彼らに与える自分の影響がよくもわるくも大きいとすれば
家族を大事にすることは 自分にしかできないことのひとつで

一番身近な人を大事にできているか というのは
人生の大事な問いなのだ。

しかも大事にするということは お互い甘えあったりというのではなくて
心に刻むことなのでは という気がしている。

他人の心に刻まれた人は しあわせな人。

持って死ねるのは 思い出だけかも。


あまりの暑さに 風景すら見えない日々。
冷房と 冷蔵庫と 電気に支配されている夏。
朝顔も 睡蓮も 暑さでうだって
道には子供たちもいないし
恨みがましいセミの声。

川に入道雲が映って 変に立体的に見えたぐらい。
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by bontama | 2008-08-11 15:29 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)


生き方と自然のつながりを考えるぼんたまの日記
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