梵玉日記



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エイブルアート

新大阪のStudio dBに アートのステージ「にあいこーるのじじょう」を観に行った。

ダンスを基本に 音と 光と 空間 オブジェ

じつは 現代アートというものに あまり馴染みがなくて
しかも今日のエイブルアートという分野のものもほとんど初めてで
(「むすび」もエイブルアートに近いジャンルなのだろうけど)

ヘェー! こんなんなんだぁ。 というちょっとした衝撃。

障害者の人たちが出演者で
障害者でもこれができる というより 
彼らだからこそできる 能動的なアート。

出演者の色気にクラクラした。目が血走って 何かを見据えて
あるいは 自分をそのままの大きさで「どうだ」とさらしている姿。

ただ生きていること とも違う 人生が表現活動なんだと
ぼんたまは ハっとした。
彼らの人生が 暗闇の中 照明に照らされて
光の当たった人の顔の美しさに もう吸い込まれてしまった。
美人とかイケメンとか そんなレベルではない 生きてる人の美しさ。

終わったとき 「感動」でも 「すごい」というのでもなく
ことばが見つからなかったけど
人の人生見て わが人生を歩め そんな感覚をもらった。

たまには こういうのもいいな。
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by bontama | 2008-04-29 21:39 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

お田植

田植え とはいっても 最近は機械が植えてくれるから
人間は右往左往して 機械に仕える。

とはいっても 苗の重いこと 田の広いこと
細いあぜ道で無理な体勢で しんどいこと。
苗の箱を洗うのだって 腰を丸めて一日がかり。

米をつくるのは 忍耐だ。
なんで自分が なんて言っていたら みんな飢え死ぬ。
お百姓さんの忍耐で みんな生きている。

なにがエライかって こうして自然を相手に
楽とか 要領とかでは太刀打ちできない仕事を
文句も言わずにしている人が 本当にエライと思う。


苗を植え終わって 水面が水平に落ち着いたとたん
カエルの合唱がはじまった。
ゲ ゲ ゲゲゲのゲ~  労働をたたえる讃歌。

また今年1年 自分が食べる米のありがたさを 体に刻みこんだ。
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by bontama | 2008-04-27 22:57 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

今日の風景

川岸に菜の花が夢のように咲いて
見ていると ここは天国かしらと思う。

オーストラリアから来たタミーと
釜ヶ崎を歩く。
土色の公園 犬 男社会 倒れた人

そんでもって病気で部屋にこもっている
むすびのおじさんの部屋を訪ねる。
「もう だめやろ」 
でも 目がまだ諦めてはいない。

天王寺。
裏路地に昭和のにおいがして
タミーも「SHOWA」とつぶやく。
昔の香りはなんだか甘くてやさしく思えるし
今は今で 無味無臭がいいのかどうなのか。

人生に疲れたような高校生たちとすれ違って
夏やさいの苗を買った。

帰り道にはいつもの白い犬を連れたおっちゃんが
無口に歩いていた。
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by bontama | 2008-04-25 23:18 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

切ない電柵

奈良の畑の打ち合わせに現地へいく。

動物による作物への被害を思いだす。
3年前はサツマイモが収穫できた。
2年前はその一部をタヌキにやられた。
昨年はイノシシにより収穫ゼロだった。

春日山を望む こんな自然豊かな場所でも
目に見えて森林破壊の影響が見える。

管理人のおじさんたちが ついに電気柵を導入すると教えてくれる。

イモは守られるけど イノシシは生き延びるだろうか。

近くで ギョー とキジが鳴いた。
人間も動物も世知辛い世の中。

野イチゴの白い花が可憐で ちょっと心が和む。
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by bontama | 2008-04-23 22:56 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

季節のかおり

志摩のありんこ農苑から土のついた筍が届いた。
旬の食べ物は なにより贅沢。
その季節の香りと その季節に必要な栄養素が詰まっている。
本を見ながら さっそく茹でることにした。
(時間が経つごとに固くエグくなるらしい)

ゆで方

ヌカを入れて 筍の先を落として 縦に切れ目を入れて
水から入れて しばらく煮て(30分~1時間) そのまま一晩冷ますと
ヌカがアクを吸ってくれるらしい。

*****

釜ヶ崎をむすびに向かって歩いていたら
時々出会うおじさんがいたので 立ち話をした。
やさしい目をして 足が痛いと言っていた。
そして また会おう と言って去って行った。

もうひとりの顔見知りのおじさんは
ラジカセをガンガン鳴らしながら
「あぶないから」といって むすびの事務所の前まで
ついて来てくれる。

だけど それ以上は踏みこんでこない人たち。
人にはいろいろ事情がある というのは
この街で学んだこと。
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by bontama | 2008-04-22 21:38 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

コンブのにおいが充満

久々に親しい友人3人組で休日を過ごす。
一人に赤ちゃんが生まれたので 4人になって。

職場が大変 とか 彼氏がどうとか
みんなの近況を聞いて

1歳ちょっとのこどもが 笑って 泣いて
大人たちを笑顔にしてくれるので
厳しい現実も 未来に希望をつなぐために
がんばろう と 思わずにいられない。

まだことばも知らないのに
ぼんたまの手をひいて テレビの下に入ったおもちゃをとってくれと
示したこどもの 豊かなコミュニケーション力に
面喰った。

この 伝える ということが下手で
大人たちは苦しんでいるというのに。


冬の鍋のたびに冷凍してとっておいたダシガラ昆布が
冷凍庫の場所をとっていたので 佃煮づくりに取り組む。
手間と ヒマをかけたわりには
あまりおいしくないのでションボリ。
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by bontama | 2008-04-20 22:00 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

流れに乗って

今日はむすびの公演があったりして
朝から右往左往 ばたばた。

寒い春風に吹きさらされて夕方になったころ
おっちゃんたちを事務所まで見送って

日舞の稽古に行った。
20分ものの長唄が3か月近くかかって
ようやく振り附けが最後までいって
ちょっとうれしい。

夜道を歩いていると 白い犬のいる家から
カマスを焼くにおいがして
お昼ごはんを食べ損ねたことを思い出した。

帰って 足袋を脱ごうとしたら足がつったので
今日はほとんど立ち通しだったことを思いだす。

ものぐさなぼんたまが こうして一日フルに動けるのも
そうして疲れが心地よかったことも
ありがたい「流れ」が 押し流してくれたおかげ。

今日も 感謝。
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by bontama | 2008-04-19 20:50 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

雨 へんなテンポ

久しぶりにザアザアと雨が降ったので
車の点検も 人に連絡して会う予定もやめて
パソコンの前に座った。

気がつけばパソコンを開かずに済んでいる日が増えている。
省ネットが成功している!

この時期 やることはいっぱいあっても 急を要する用事は少なくて
なんだか いい具合にテンポが乱れている。
合間に 必死でカレーをつくったり クッキーを焼いたり 草を抜いたり
そういう 生活じみたことに やけに集中できるときって
なかなかないのだ。 大事にしよう。

あさやんが東村山市の「だいじょぶだぁ~どら焼き」を1個
大事そうに持って帰ってくれて
ついでに茜丸のどら焼きもキオスクで買ってきてくれた。
せっかくなので 食べ比べてみる。

「だいじょぶだぁ~」の方は ネーミングの軽さに反比例して
重厚な味わいである。 茜丸は豆っぽくて ぼんたまは苦手かも。

この春は妙に出会いが多い。
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by bontama | 2008-04-17 19:13 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

死刑を考えること

京都で開催された真宗と死刑廃止の会に行く。

ちょっと前までは 死刑廃止とも 死刑賛成とも
自信を持って言えない自分がいたけれど
いろいろ環境も変わって 考え直す時期だと思っていた時だった。

命で命を償うやりかたは 戦争にも 格差社会にも
ようするに不幸が不幸を呼ぶ仕組みに通ずるところがあって

やはり 命を大事に思うからには 命を全うすることだと思うのだ。

対話がすべてを解決するとも思えないけど
生きて 気がついて 変われる生身の人間にしか
希望は見いだせないのも確かで

死刑 ということひとつが
いい とか 悪い という問題ではなくて
自分の中の矛盾や葛藤と向き合うことになったので
正直 驚いた。

今日の講演者だった「松本サリン事件」被害者の河野義行さんは
ちっとも悲劇のヒロインになることもなく 
自分を律して 淡々と 等身大で生きておられる姿がじつに美しかった。

ふつう であることを 尊ぶことのできる人だと思った。
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by bontama | 2008-04-13 21:17 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

風と去ったおばあちゃん

休憩に入ったセルフのカフェで 隣に座ったおばあちゃんと仲良くなった。

年寄りはキライ!とおばあちゃん。
おばあちゃんは根掘り葉掘り こちらのことを聞いて
ぼんたまの運勢を 悪くないと言ってくれたり
短い間にすっかり仲良くなった。

別れ際 連絡先でも交換しようかな~と思ったけど
それでは おもしろくないので
「それじゃあ」 と言って別れる。

おばあちゃんも洒落た人で
「もし また会ったら 食事でもしましょう」と
目くばせして 去って行った。

出会いは不思議 を思わせる日だった。

家庭教師をしている男の子と 予備校をまわる。
大学受験ともなると 学歴不信のぼんたまには手に負えない。

予備校の説明を聞いていると 生きることは 社会の歯車に乗り遅れないこと
なんて気がして 乗っても 乗らなくても しんどくて 楽しい人生を思った。
とにかく まずは社会にデビュウしなきゃね。

帰り道 野良猫が空腹を訴えてきて 困った。
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by bontama | 2008-04-11 21:35 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)


生き方と自然のつながりを考えるぼんたまの日記
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