梵玉日記



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どちらかどちらも

何かを守ろうと思うならば
何かを諦めることも必要なのだろうか。

何も諦めたくない。
ぼんたまはそう思って生きている けど。

あれも これも 思い通りにしたいと思っていると
ココロが固くなる。

だれかに あれも これも してほしい と思うように。
だれかに 期待することは不確かだ。

わがままな子供のココロが悔しがって涙をながす。
ひとしきり涙が流れたら
ひとりで 立ち上がる ことの 繰り返し。
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by bontama | 2006-04-27 21:10 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

みどりな季節

山々のみどりは まだ幼くてあやふやな緑だし
野のみどりは 黄色くて 光ってて はしゃいだ緑だし
電車から田園風景を眺めていると すうっと景色に吸い込まれてしまう。

今日は行きも帰りも 猫には出会わなかった。
そのかわり きららちゃんと歩いた阿倍野の商店街のペットショップに
濡れた瞳のワンちゃんたちを見つけ
きららちゃんちのロビン(黒柴♂)に似合いそうな 
でも結ばれることはないであろうシバタ(と店主が呼んでいた・黒柴♀)と遊んだ。

ニンゲンは大変だ。犬も。猫はいいなあと思う。
でも みどりの季節は何か起こりそうな 夢を見せてくれる。

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by bontama | 2006-04-26 20:57 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

汗をかく

今日はある老人会でむすびの紙芝居公演をした。

突然 主催者が 舞台転換の間日本舞踊を踊ってよ という。

何も準備がないまま 老人たちに同じリズムの手拍子を刻んでもらい
手ぬぐい代わりにタオルを借りて 振りもうろ覚えを思い出すまま をどる。

ぽかーんとしているおじいさん。ニコニコ微笑んで見てくださるおばあさん。
会場にいる人の一瞬が重なったような気がして
緊張も 記憶もとぎれて フッと をどりの世界に没頭した。

帰るとき 自分の履いてきた靴の色を間違えてて 靴がないと おじさんは騒ぐし
わたしはみんなの電車の券を 道にばらまくし
主催者のおじさんは 今朝産まれたというウコッケイの卵を1個ポロンとくれるし

ドタバタで平和で 不思議な日曜日。
なんでもスムーズに行けばいいもんではないなと思った。
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by bontama | 2006-04-23 15:01 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

うちのダイコン

庭のダイコンがこの暖かさでいつの間にか育って
花になってしまった。

ダイコン ルッコラ ミズナ 冬野菜はすべて花になってしまって
小さな庭は 無秩序な花畑になった。

手入れの悪い庭といわれようと わたしはこれらが
伸びきって 種をつけ 枯れて倒れるまで放置する。

すると季節が移り 思いがけずあちこちから野菜の芽が出ることもあるのだ。

ダイコンの可憐な花a0039320_14565874.jpg
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by bontama | 2006-04-20 21:51 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

花とおじさんと

むすびのおじさんたちと桜の通りぬけを見に行った。

最終日とあって 通りにはすごいひと
野暮な警備のメガホンが
「はい~ 立ち止まらないで~ 写真撮影はやめてください」
と吠えるが 人々はお構いなしに 花を楽しんでいた。

単身でコンクリート色の街に暮らすおじさんたち。
桜のピンクのなかで やわらかい表情をしていた。
春がここに来ている そう感じながら。

行き帰りの道中 スイスイと地下鉄の乗り換え
乗る車両の選択 正しいおじさんがいる。
「ホームレスしておったとき 地下鉄はくまなく知り尽くしてまっせ」
屋根のある場所・地下鉄は 最大の居場所 避難場所だったらしい。
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by bontama | 2006-04-18 23:39 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

着物をほどく

友人から 彼女のお父様の着物をいただいた。

その中でも残念ながら長年のシミがでてしまったものを
再利用できないかと ほどいてみた。

着物をほどくと 時代もほどける。
昔のにおいや お針子さんの縫い目 布の裁ちあと 生活の名残
一枚の着物は 再び5枚ぐらいの四角い反物になってしまった。

昔の人はこれを仕立て変え 寝巻きにしたり 最後は雑巾となるまで
使い切ったらしい。
縫い物の才覚のないボンタマだが 物を大切にするココロは
忘れまいと 布の行く末を模索中である。
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by bontama | 2006-04-16 10:39 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

くもり猫

ぐずぐすと曇る空に いつまでも憂鬱になってはいられないと
元気をだして 仕事した帰り道。

まだ水の入っていない田んぼで 遊んでいる猫に遭遇した。
猫もいつまでもじっとしていられない でも何をしていいかわからない。
といった様子で 私と目が合うと気まずそうに
逃げようか 動かずにいようか 考えているようだった。

桜も散り始め 気もそぞろな日々
あついお茶と のんびりタイムでまどろんでいると
いろんな人の顔を思い出す。
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by bontama | 2006-04-14 22:20 | 梵玉日記 | Trackback(1) | Comments(1)

いい湯だな

風邪をひきそうになっているのか
胃痛と腸の不具合 のどの痛みでさえない1日。

ぐずつく空模様と相まって 家で憂鬱に過ごした。
着物の襦袢に木綿の半襟をつけて 気分だけでもさっぱりとする。

広いお風呂にはいりたくて
夜 近所のスーパー銭湯に出かける。
夜でもたくさん人がいて 女たちは無言で
一日の疲れを肩まで湯に浸かるのであった。

働いた人 これから遊びに行く人 これから寝る人
知らない人たちと お湯を分かち合い
それぞれに ほっとする。

こんな入浴の習慣のある国を ありがたく思う。
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by bontama | 2006-04-12 23:03 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

春の芽

ひさびさに会う友人と 食事をした。

待ち合わせまでの間 夕暮れの公園を通っていく。
大阪市内の桜は 早いものは散って葉が出ていた。

“ヤマボウシ”と看板をつけられた木があって
春のノスタルジックな夜に伸びていく枝の先に 毛に覆われた小さな芽が。
ぐんぐん伸びて 葉を出した頃 また見に来ようと思う。
社会の疲れは 生命のカガヤキによって癒されよう。

今日仕事を辞めたという友人は 片隅にちょっと疲れを感じながらも
顔は晴れやかだった。新たな生活に 期待と不安を寄せていた。

「どうにかして 生きていけばいい」 
そこに誇りと やさしさ 正直な感性があるなら。
話はそんな結論になって わたしたちは別れた。

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by bontama | 2006-04-07 23:10 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)

サクラガサイタ

サイタ サイタ サクラガサイタ

78歳のおじいさんが花見に行って ふと 思い出したそうだ。

これは尋常小学校1年生の国語の教科書の冒頭にでてきた文章だそうだが
70年以上の時を超えて おじいさんの頭の片隅に息づいていたコトバ
それが ふいに口をついて出てきたという。

長い長い人生の 片隅に たくさんの美しいものや やさしい言葉を
無意識の中で思い出しながら 人間は生きていくのかもしれない。
そう思うと わたしもこの言葉をどこかに刻みつけて
人生のどこかで思い出すのかもしれないな と思い
さみしいような うれしいような気持ちになった。
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by bontama | 2006-04-06 22:56 | 梵玉日記 | Trackback | Comments(0)


生き方と自然のつながりを考えるぼんたまの日記
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