風邪をひいた。
この1週間 むすびの公演2つ ヘルパー3夜 日舞の慰問公演 家庭教師
めずらしくフル回転で動いたので 体がギシギシいっている。
しんどいとはいっても むすびの公演では素敵な人々に出会い
保育園のこどもたちと遊び ヘルパー先の利用者さんに気遣ってもらい
日舞の舞台を見てくださっていたおばあちゃんから
やさしいまなざしをいただき 行く先々で いいエネルギーも吸ってきた。
最近思う。これまで 自分はいろんな人にお世話になって生きてきた。
親はいうまでもなく 「先に帰っていいよ」といってややこしい仕事をやってくれていた
仕事の先輩や 誘って愚痴をきいてくれた友だちや
外国に行っても ことばも通じないような厄介者に あれこれ教えてくれる人がいた。
若い時は まわりの人が面倒を引き受けてくれてきた。
こんどは 自分の番だと思うと 休み休みだけど なんだか頑張れるし
「若いうちは買ってでも苦労しとけ」という あるおじさんのことばを
十数年ぶりに思い出して そうだそうだとうなずく。
人の道 というものを 自分なりに全うすることが
人生なのだと 風邪でシャットアウトされた思考で考える。
しかも まわりに影響を与えずに というところを
目指したいと思うのだ。
接した以上影響し されるのは避けられないことだけど
気付かないぐらいのが 心地いいのだ。