むすびの紙芝居公演があるので つめたい雨の中 釜ヶ崎の事務所に向かう。
きのう子犬のように重なって 道端で酔って眠っていたおじさんたちは
こんな日はどこに行くのだろう と 考えてしまう。
今日も知っている人や 初めての人に会って
キリキリしたり ほっこりしたり
足早に過ぎて
一日を裏方として過ごしたのち
夕方からの日舞の稽古で 踊りを師匠に見てもらうのは
変な気分。
見えないところから 見られるところに立つときの
ドキドキ感。 一日のバランスがとれたのか 疲れが吹っ飛ぶ。
稽古場の近くにたいやき屋ができていた。
看板に出ていて気になった「うふクリーム」のたい焼きは売り切れてなかった。
閉店間際のたい焼きは すこしパサついて しけた感じと しけた天気が
ちょうどよかった ことにした。