釜ヶ崎のおじさんたちが手入れしている畑の作業日。
暑さを考えて8時過ぎには作業を開始したものの
曇っていた天気が一転。 ピッカリ晴れ間がのぞいた。
あちこちから フゥー とか アチー とか溜息が聞こえてきて
ぽたぽた汗が 大地にしみこむ。
歌や物語だったら この汗が落ちたところに花が咲いたり
妖精が生まれたりするのかもしれないけど
汗はただ容赦なく吸われた。
今日の畑作業には寡黙なおじさんが3人。距離をおいて それぞれに黙々。
中には畑よりも 畑周辺の整備に熱心で
鬼のように小さな草も抜いて 地面を裸にしている人もいて
それぞれ が楽しい。
時間がきて 顔をあげると 畝が3本。
ちゃんとできあがっていた。
ここに冬の野菜が植えられていくのだと。
先日のライブや日舞で使った足腰が
こんどは鍬をふるう身体を支えて
もっと体力 当面のテーマになりそうな「体力」を訴える。