日舞の師匠が踊るのでNHKホールで楽屋手伝いをする。
今日の楽屋は何人も共同で
あっちにも こっちにも気を使って
わけのわからないなか なかなかテンパる。
立ってたら邪魔になるし
気が利かないもんで 肝心なとき ボーっとしたりして。
師匠が化粧に行く かつらを着けに行く 着つけに行く
身の周りの道具をもってついていく
脱がれた浴衣を さっと片づける
ステージ脇についていく 客席に降りて踊りをみる(メガネを忘れる)
弁当をとりにいく 師匠の化粧落としを手伝う 着替えを手伝う
掃除をする
けっこう慣れないと 気遣いでヘロヘロになる。
反合理主義な伝統芸能の世界で
考える間もなく このような経験を重ねていく。