釜ヶ崎に見学に来た人たち向けにプレゼンをしたのだが
外国人も混じっていたので
英語と日本語と ひとり多重音声で話すはめになる。
日常的に英語を使っていないと
頭を切り替えるのはものすごいエネルギーがいるので
だんだん脳ミソが軋(きし)む音をたてて パワーダウンするのがわかる。
あれ 同じこと何度も言ってるかも なんて思いながら…
その後は日舞の稽古で 今度は体にかろうじて残っていたエネルギーを
使い果たす。
家に帰りつく頃には ゼロの人となっていた。
持久力がない故に 多くのことはできない。
一日一日 リセットされて また同じ作業をしているような生活 だけど
自分のペースはこんなもん というのがわかってきた。
おかげさまで 最近はあまり愚痴がでなくなった。
一日中雨がふって 着物も草履も濡れて
冷えたくせに 汗ばんで 夏の気配。