むすびでおじさんたちの台本読みにつき合っていると
紙芝居公演を依頼してくださっている人が来て 打合せ。
写真家の
牧田清さんが昨日亡くなったと聞いた。
仕事で知り合ったので辞めた時 電話したら
「それもいいんちゃう。またあさやんと3人で飲みに行こうよ。日にち知らせてな。」
それからちょっとたった頃 脳こうそくで倒れたと聞いた。
相当の酒飲みで ヨレヨレのおじさんだったが
約束はきちんと守られたし 理屈は言わなかった。
彼の 人物の写真は不思議なほどその人の生きざまが写し出されていた。
むすびと 釜ヶ崎の保育園に焼きイモを焼きに行く。
この保育園は近所のおっちゃんたちを行事のたびに呼んでくれる。
焼きイモを炭で焼いて こどもたちと食べる。
「お姉ちゃん(ホっ おばちゃんと言われなかった) 一緒に食べよう」
女の子2人が誘いに来てくれて おしゃべりしながら食べる。
灰色の街だと思っていたのに 大きな大きな木が頭上にハラハラと葉を落とす。
煙が高く昇っていった ような気がした。