新年早々 縁起が悪いと言われても仕方がないが 死ぬ場所と 死ぬ時期を考えて暮らすことを 大事にしよう。 すなわち 大事に生きること。 病気や事故 何が起こるかはわからないが なるべく自分の最期を支配されたり モノのように扱われたくない。 テレビで誰かが言っていたのだ 心象や心のなんとかとしてではなく 野狐のように風景を見たいのだと。 まさにそう在りたいと思う。 帰省のかえり、久々に広島の平和記念公園に寄り 時間をすごした。 原爆ドーム 記憶や追憶が霞みそうなのを 細々と人が繋いでいる。 しばらく近くに腰をおろすと 当時の人たちのどよめき わたしたち 死ぬの? という驚きが想像され 紛れもなく その上を踏み立っている今を 楽観できるわけもなく 悲しくなった。 けれどただ悔いて暮らすのも 意味がなく 今日は知人と会食しながら 笑う門には福来る あれもこれも踏まえて 希望を育てることに 生きる場を求めようと 新年の決意。
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