頭で考える力もなく
動かされて過ごしているみたいな毎日。
それでも むしろ そのほうが
なんとなく うまくいく。
昨夜は作村さんの見送りに行った。
10年間勤めてくださったヘルパーさん
最後まで諦めなかった介護事業所さん
むすびの関係者
作村さんが大好きだったご一家
彼が愛し 彼を愛した人たちが
こじんまりとお棺を囲んで思い出話をして
涙を流して
自分が守られているようなあたたかい気持ちになった。
西成では弔いの重要性が見直され
人間関係が絶ちきれた人でも
葬儀を開き集う会員制の見送りの会があるけれど
そうでもしなければならないジレンマも
あるけれど
私というものを愛して
本当に悼んでくれる人だけが
私を弔ってくれたらと思う。
それは生きている間の自分の在り方だし
作村さんはがんばったんだとわかった。
あとは安らかに。