けがから1週間。手の包帯は外れないものの 痛みがとれてくる。
時間はめぐり 傷は癒えるのが自然というもので
痛むうちは 用心深くなる。
けがが良い言い訳になって
ヘルパーは休業 夜は出かけない。
のんびり 今日はスネ肉をことこと煮込んでカレーをつくった。
昨日までは友人と京都めぐり 船場めぐり。
このツケが来るのがこわいけど
幸せは蓄えておく。
むすびの引退組 さくむらさん宅を訪ねた。
ワガママ いたずら 嫌がらせ かわいいものではあったけど
しんどくて しばらく間を置いていた。
「怒られると思って むすびに行かれへんかった」
「その時は腹がたっても さくむらさんのことは理解する努力をする」
ふたりしてウルウル涙を拭いたりして
やっと分かり合えるようになったと思ったお年寄りとも
もう長い付き合いができない 一緒に遊ぶ体力もない
切ない 切ない。
けがの功名 時間にゆとりができると
普段できないことができる。
さくむらさんみたいな繊細な人とは 心と時間に余裕がなければ
じっくり向き合えない。
おでこのぶつぶつの治療に皮膚科に行き
久々に髪を切りに行って
これまでのいい加減な生活を顧みつつ
この先のどたばたな展開に備える。