まゆたまのライブが終わって ようやく息がつける。
フットケア むすび 日舞 ヘルパー そしてまゆたまの活動が見事に重なって
ここのところ とにかく倒れないように
休む隙を見つけては 練習や勉強や 準備にあけくれ
稼ぎもほとんどないのに 必死に生きていた。
ちょっとだけ息を抜く。
しばらくお留守番ばかりで
夜鳴きがひどいすごろくと寄り添いあう。
ライブは最初みんなの調子が狂ったりして止まりかけてはつなげて
後半ようやく取戻したが
ライブはやるたびに 自分のできなかったことが浮き彫りになり
やることが増えていく。
今回ゲストの野澤松也氏が打ち上げの時に食事しながら
「自分は頑張るのが大嫌いで 努力が嫌いなんだよね」と
言いながら 手の指には大きなタコ。
三味線を弾きこんで 打ち込み続けて
けっしてサボってはいなかったことは 演奏を聴けばわかる。
努力っていうのは 自然の流れの中で 日々行われ
人に見せないものなんだと思った。
打ち上げが終わり メンバーで片づけをすべく会場に戻る。
普段は飲まない缶コーヒーがやたらおいしくて
まつりのあとの さみしさと 安堵感がひろがった。